- 職場の先輩達とどう関わっていたらいいのかわからない。
- 先輩と仲良くなるにはどうしたらいい?
- どんな新人看護師は先輩に好かれるんだろう?
今回はこのような悩みを解決していきます。
社会人になったばかりの新人看護師のみなさんは、先輩との関わり方に悩みますよね。
看護師業界は怖い先輩が本当に多い!しかし、先輩が怖いからと言って避けてばかりいてはいけません。職場で上手に先輩と付き合っていくことで自分自身の仕事のしやすさにつながっていきます。
今回は、先輩に好かれる新人看護師の特徴を紹介し、先輩と上手く関わっていく方法を紹介します。
当記事を最後まで読めば、あなたも先輩から好かれる新人看護師になれる!
執筆者は、現役看護師のかぽぽです。新人看護師のあなたにリアルな情報をお届けします。
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先輩看護師から好かれる新人看護師の10の特徴
先輩は決して特別なことは求めてきません。仕事に一生懸命で基本的なマナーが守れていればあなたのことを応援してくれます。
先輩に好かれる新人看護師の特徴は下記の10つです。
- 素直
- 愛想がいい
- 体調管理ができる
- 話をしっかり聞ける
- 積極的に取り組んでいる
- 適切な言葉遣いができる
- 身だしなみが整っている
- 笑顔で元気な挨拶ができる
- 教えてもらったことをメモできる
- 分からないことは自分から聞くことができる
先輩も1人の人間、あなたの行動から様々なことを感じています。
少しでも良い印象を与えられるように、それぞれの特徴を詳しく解決していきます。
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素直
何事も素直に受け入れられる人は、誰からも高評価です。
『でも‥』『だって‥』などと言い訳ばかり言っていると、印象が悪くなってしまうので、言われたことには素直に反応していきましょう。
時に理不尽なことを言われ、もやもやすることもあるでしょう。そういった時は、その場で事情を説明したり、時間が経った後に自分の考えや気持ちを先輩に伝えるのも良いです。
愛想がいい
愛想がいい後輩は先輩からしたらとても可愛い存在です。
最初のうちは、新人看護師から先輩に話しかけづらいですが、話しかけられた時は笑顔で目を見て対応すると良い印象を与えられます!
新人看護師は先輩と話すのはハードルが高いかもしれません。そういった時は自分から『おはようございます』『お疲れ様です』などと元気に挨拶をするだけでも印象が良いです。
体調管理ができている
先輩に良い印象を与えるために、しっかり体調管理をして無遅刻・無欠勤を心がけましょう。
はじめての不規則勤務で心身共に疲れてしまいますが、休日はしっかりと休んで仕事に備えましょう。
心の健康を守るためにも、相談できる相手や支え合える同期をもつことも大切になってきます。
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話をしっかり聞ける
先輩の話をしっかり聞ける新人看護師は先輩に好かれます。
逆に先輩の話を聞かないで自分勝手に行動すると、先輩に嫌われてしまうかもしれません。
怖い先輩と話すときは緊張しますが、先輩の話はしっかりと聞いて内容を頭に入れておきましょう。先輩と話す時は必ず手を止めて、先輩の方を向いて話を聞いてください。
大切なことはメモをとり、同じことをなんども聞かないようにしましょう。
積極的に取り組んでいる
物事に積極的に取り組む新人看護師は、先輩に優しくしてもらえます。
初めてのことをなかなか覚えられなくても、自分なりに勉強し積極的に取り組む姿勢が大切です。わからないことを自分から質問したり、初めてのことに積極的に取り組んだりしましょう。
またナースコールや電話にはどんどん出るようにしてください。仕事が忙しくても自分からナースコールや電話に出る姿は好印象です。
物事に積極的に取り組んでいると、先輩は優しく教えようという気持ちになってくれます。
適切な言葉遣いができる
先輩と接する時は、適切な言葉遣いを心がけましょう。
たとえ先輩が同年代や年下でも、きちんと敬語を使ってください。
敬語や丁寧語を使って接することで、この子はきちんとした子だなと先輩からの評価が上がります。
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身だしなみが整っている
看護師は身だしなみが大切です。
有名なメラビアンの法則では人の第一印象は見た目が55%と言われています。
先輩からの好感度を上げるためには、身だしなみを整えることが大切です。新人看護師は黒髪か暗めの茶髪にして、髪をきちんと束ねましょう。
逆に新人看護師が身だしなみに気をつけていないと、先輩から反感を買ってしまうことがあります。
笑顔で元気な挨拶ができる
笑顔で元気な挨拶ができると第一印象が良くなります。
挨拶は誰でも出来て、先輩からの評価も上がります。その日に指導してくれる先輩には、自分から挨拶をしましょう。
たとえば、以下のような挨拶がおすすめです。
「○○さん、おはようございます、△△です。今日1日、よろしくお願いします。」
このような元気な挨拶を笑顔でできると好印象です。先輩に教えてあげたいと思ってもらうために心がけていきましょう。
教えてもらった事をメモできる
メモをしている姿勢は、真面目な印象を与えられ先輩から好まれます。
逆にメモを取らないで同じことをなんども質問するのは避けましょう。先輩によっては嫌がったり怒ったりすることがあります。
先輩から物事を教えてもらうときには、メモを必ず取るようにしてください。ポケットにメモ帳を入れておいて、わからないことがあったらすぐに振り返るために使えるようにしましょう。
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わからないことは自分から聞くことができる
わからないことは自分から聞くことができる新人看護師は、先輩から好まれます。新人看護師はわからないことだらけですが、わかったふりをするのは辞めましょう。
一歩間違えると患者さんの命に関わります。わからないことは正直に先輩に聞くことが大切です。
しかし、何度も同じことを聞くのは良くありません。取ったメモや自分なりに勉強してきたことを見ながら、それでもわからないことを聞きましょう。
以下のように先輩に伝えるのがおすすめです。
「〇〇は勉強してきたのですが(〇〇は前回教えていただいたのですが)、△△がわかりません」
このように先輩に伝えると、勉強していることをアピールできるし、快く教えてもらえます。
先輩に好かれるために10のことを紹介しましたが、特別なことはありません。基本的なマナーを守れていればあなたはきっと大丈夫です。
先輩の中には怖かったりして関わりにくい先輩もいると思います。次に怖い先輩と上手く関わっていく方法を紹介します。
先輩と上手く関わる方法【怖い先輩とも仲良くなれる!】
怖かったりして関わりにくい先輩と仲良くなっていくポイントは下記の7つです。
- 先輩をよく観察する
- 自分からコミュニケーションをとる
- 聞き手にまわる
- 先輩の話は肯定する
- 先輩の良いところを伝える
- 仲良くなるのを焦らない
- 苦手意識はなるべくもたないようにする
苦手だったり関わりにく先輩と勤務が被ると憂鬱ですよね。少しでも仲良くなれればそういった気持ちになる必要もないので、苦手だったり関わりにく先輩ほど積極的に関わっていきましょう。
それでは、7つのポイントを詳しく解説していきます。
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先輩をよく観察する
話しかけるときは先輩をよく観察するのがおすすめ!
先輩によっては忙しい時に話しかけられると、イライラされて嫌な態度を取られる場合があります。そうならないためにも、先輩に余裕がありそうな時を狙って声をかけましょう。
座ってゆっくり記録をしている時は、先輩も余裕があるので話を聞いてくれる可能性が高いです。仕事中に先輩に話しかける時は、「今お時間よろしいですか?」と聞いてから話すと印象が良いです。
このように言うことで、先輩に配慮していることを伝えられますし、先輩が忙しい時は別の時間で調整してもらえます。
自分からコミュニケーションをとる
先輩には自分からコミュニケーションをとるようにしましょう。
怖い先輩はなるべく関わりたくないし、避けたくなりますよね。しかし、先輩も避けられていることは感じるので、余計に気まずくなってしまいます。
先輩には新人看護師から話しかけると仲良くなりやすいです。仕事中ではなく、休憩時間や勤務終了後など、先輩に時間がある時に雑談してみましょう。
夜勤中も時間がある時は雑談できるので、先輩と仲良くなるチャンスです。
はじめは仕事の話やふつうの世間話で良いので、先輩と話をしてみましょう。
聞き手にまわる
先輩と話をするときは、聞き手にまわることを意識しましょう。看護師には傾聴が大切ですが、先輩と話すときも傾聴を心がけましょう。
先輩の話を良く聞き、話に関心を持って質問すると良いです。熱心に話を聞いてくれる人は、相手から好まれます。
聞き手にまわって先輩の話を引き出すことが、仲良くなる近道です。
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先輩の話は肯定する
先輩の話は肯定しながら聞きましょう。
話の途中で毎回、「でも〇〇ですよね」と否定されると嫌な気持ちになってしまいます。先輩の話は、たとえ自分が反対意見でも肯定しましょう。
フンフンと頷きながら聞くだけでも、しっかり話を聞いていて肯定されていると先輩は感じます。
先輩と話をするときは、
- 「そうなんですね」
- 「なるほど」
- 「勉強になります」
といったあいづちを打ちながら話を聞くと、先輩も気持ちよく話してくれます。
先輩の良いところを伝える
先輩の良いところを伝えると先輩は喜んでくれます。
ある程度経験年数が上がっていくと、先輩は周りから褒められることがほとんどなくなります。先輩も人間なので褒められると嬉しいものです。
先輩の良いところを伝えて、感謝の気持ちを伝えると喜ばれます
まずはその日に指導してくれた先輩に、勤務終了後に以下のように伝えましょう。
「○○先輩のご指導はいつもわかりやすくて勉強になります。ありがとうございます」
「今日は△△が勉強になりました。○○先輩の□□な所を見習いたいと思いました」
こういう風に言われると嫌な気持ちになる人はいないので、ぜひ先輩に伝えてみてください。
仲良くなるのを焦らない
先輩と仲良くなりたい・好かれたいと思いますが、仲良くなるのを焦らないようにしましょう。
新人看護師からたくさん話しかけすぎると、なれなれしいと思われてしまうこともあります。
特に雑談が多いと、不真面目という印象を与えてしまう可能性があります。業務以外の話は、一気にたくさんするのではなく、何日かに分けて話をしてみましょう。
焦らず少しずつ先輩と距離を縮めることを意識してください。
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苦手意識はなるべくもたないようにする
先輩には苦手意識はなるべくもたないようにしましょう。
苦手だと思うと無意識に避けてしまうなど、態度に出てしまいます。そうすると先輩も気づいて反感を買ってしまうこともあります。
苦手意識を持たないようにするには、先輩の良いところを探してみてください。
- 「○○を教えてくれた」
- 「今日は挨拶を返してくれた」
- 「今日は怒らないで話を聞いてくれた」
など、なんでも大丈夫です。
良いところを意識すると、自然と苦手意識も無くなっていきます。
新人看護師のなかには、先輩に媚びへつらって何の意味があるのかと思っている人もいるでしょう。次に先輩と仲良くなるメリットを紹介していきます。
先輩と仲良くなるメリット
先輩と仲良くなると、以下の4つのようにたくさんのメリットがあります。
- 仕事が楽しくなる
- 困っている時に協力してもらえる
- 分からないことを教えてもらいやすい
- 自分の意見を取り入れてもらいやすくなる
先輩と仲良くなることは、最終的に仕事のやりやすさにつながっていくので、自分自身のためと思い取り組んでいくと良いです。
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仕事が楽しくなる
先輩と仲良くなると仕事が楽しくなります。仲良しの先輩と勤務が一緒だとわからないことも相談しやすく安心です。
時間のある時や休憩時間にも話せて、楽しい時間を過ごすことができ笑顔で仕事ができると思います。
笑顔で仕事ができると、先輩からより好印象を持たれます。
仕事を楽しむためにも、先輩と仲良くなれるように意識しましょう。
困っている時に協力してもらえる
先輩と仲良くなって味方につけると、困っている時に協力してもらえます。
たとえば、仕事でわからないことがある時、仲の良い先輩になら相談しやすいです。先輩も仲良しの後輩は特に助けてあげようという気持ちになります。
困った時に先輩の協力があると心強いです。
困りごとがすぐに解決できるので、仕事もスムーズにはかどっていくことでしょう。
分からないことを教えてもらいやすい
先輩と仲良くなると分からないことを教えてもらいやすくなります。
新人看護師は仕事中にわからないことがたくさん出てきます。そんな時、仲良しの先輩にだったら話しかけやすいし質問もしやすいです。
先輩も仲良しの後輩には嫌な気持ちにならずに教えてくれるでしょう。
分からないことを教えてもらえるとどんどん知識がついてスキルアップにつながっていきます。あなたに知識とスキルがつけば病棟でも動けるようになっていき自信をもって秦かける様になります。
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自分の意見を取り入れてもらいやすくなる
先輩と仲良くなることで、自分の意見を先輩に伝えやすくなり、上司に自分の意見を取り入れてもらいやすくなります。
例えば患者さんのケア方法はもっとこうした方がいい、物品の場所はこちらの方が良い、など気づくこともあります。
でも新人看護師は先輩に遠慮して意見しづらいです。
そういう時は、仲良しの先輩にそれとなく話してみると、先輩から上司に提案してくれることもあります。
自分の意見を上司に取り入れてもらいやすくなると、より自分が働きやすい環境につながります。
看護師の世界は女性社会、あなたが努力しても先輩と良い関係を築けない場合もあります。そんな時に次に説明する3つを参考にしてほしいです。
先輩との関係が上手くいかず悩んでいる場合【人間関係の悩み】
どうしても先輩との人間関係が上手くいかない時は以下の対処をしましょう。
- 上司に相談する
- 部署移動を検討
- 転職を視野に入れる
一人で悩んでいても心が苦しくなってしまいます。上司や頼れる先輩、同期に相談したり、話を聞いてもうらうが良いです。
その他に、環境を変えるために部署移動や転職をするのも良いです。
どのように対処していけば良いのか詳しく説明していきます。
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上司に相談する
どうしても先輩と仲良くなれずに人間関係に悩んだ時は、上司に相談しましょう。
特定の先輩が苦手なら、勤務がなるべく被らないように調整してくれるかもしれません。また、勤務は一緒でもなるべく関わらないように業務を配慮してくれることもあります。
人間関係で悩みすぎず、まずは上司に相談してみましょう。
あなたの辛い気持ちを上司は受け止めてくれるはずです。もし、『あなたの努力が足りない』『甘えだ!!』などど責めるようなことを言われる場合は、今の環境にいても良くはなっていかないので、次に説明する部署移動を検討すると良いです。
部署移動を検討
上司に相談しても解決しない場合は、部署移動を検討しましょう。
人間関係は仕事をする上でとても大切なことです。新人看護師も先輩看護師も人間なので、どうしても合わない場合もあります。
別の部署に異動することで人間関係がガラリと変わり、悩みが解決することもあります。
どうしても人間関係で悩んでいるなら思い切って別の部署で頑張るのも良いかもしれません。
今の環境を変えて看護師として上手くいく場合も数多くあります。
今の部署で上手くいかなかったからといって、あなたが悪いわけではないので落ち込みすぎないでください!
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転職を視野に入れる
転職を視野に入れるのも良いです。
あなたが辛くなっているのは病院のシステムや雰囲気が原因かもしれません。自分に合う病院を探して転職するのもおすすめです。
かぽぽも転職経験があります。
慢性期の療養型の病院で働いていたときは毎日『辛い、看護師やめたい』と思っていましたが、急性期の病院に転職をしてからは、毎日やりがいに溢れ『看護師するのが楽しい』と思えています。
看護師として、あなたに合う環境は必ず見つかるのでぜひ、『毎日が辛い』と思っているなら、転職へ踏み出してみてください。
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【まとめ】先輩を味方につけて働きやすい環境をつくる
先輩に好かれるためには下記の10のポイントが大切になってきます。
- 素直
- 愛想がいい
- 体調管理ができる
- 話をしっかり聞ける
- 積極的に取り組んでいる
- 適切な言葉遣いができる
- 身だしなみが整っている
- 笑顔で元気な挨拶ができる
- 教えてもらったことをメモできる
- 分からないことは自分から聞くことができる
上記のポイントを押さえつつ、先輩と上手く関わるポイントを押さえれば、職場で上手に立ち回ることができるでしょう。
- 先輩をよく観察する
- 自分からコミュニケーションをとる
- 聞き手にまわる
- 先輩の話は肯定する
- 先輩の良いところを伝える
- 仲良くなるのを焦らない
- 苦手意識はなるべくもたないようにする
先輩との人間関係が上手くいかず悩んでいるときは、上司や頼れる先輩、同期などに話を聞いてもらい1人で抱え込まないようにしてください。
今の部署や職場に囚われすぎず、自分に合った環境を手に入れるために行動を起こすのもおすすめです。
新人看護師はまず、派遣などでどのような職場があるのか知り、雰囲気を掴んでから転職するのがおすすめです。
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転職を検討している場合は、転職エージェントを使うのがおすすめです。しかし、転職や転職エージェントについての知識がないと失敗に終わってしまうので、【初めての転職の手引き】を参考に転職活動を進めていってください。
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