- 看護師国家試験に受かったどうなる?
- 看護師国家試験後の手続きについて知りたい
- 看護師国家試験に合格して就職するまでにやっておいた方がいいことはある?
今回はこのようなお悩みを解決していきます。
看護国家試験合格後の手続きは看護師免許を取得するために非常に重要です。
スムーズに手続きを行うために手続きの流れを理解てしおく必要があります。
当記事を作成したのは、現役看護師ブロガーのかぽぽ(@mmmmm_040404)です。
この記事を読めば看護師国家試験に受かった後の手続き全てと入職前にやるべき事を理解でき、万全の状態で入職を迎えられます。
看護師の免許申請をスムーズに行うためには事前の準備が肝心です。正しく準備できるように解説していきます。
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看護師国家試験の合格発表について
第111回看護国家試験の合格発表日は2022年3月25日(金曜日)14時〜です。
- 合格者数:59,769人
- 合格率:90.4%
- 合格点(一般問題):159点/250点満点中
看護師国家試験の合否を確認する方法
厚生労働省のホームページから合否が確認できます。
合格発表当日に手間取らないように、あらかじめホームページをブックマークしておくと良いです。
>>【看護師国家試験に落ちてしまった人必見】落ちた時の対処法
合格発表は14時からですが、アクセスが非常に混雑するため、なかなか確認できないです。
14時より前の時間からスタンバイするか、少し時間が経ってから確認すると良いでしょう。
>>次の看護師国家試験で必ず受かるために点数がとれる勉強法はこちら
Q:看護師国家試験の合否通知はいつ届く?
A:合格発表の日から1週間以内に届く
看護師国家試験の合否の確認は合否通知でも確認することができます。合否通知は合格発表日から1週間以内に届くでしょう。
合否通知にはあなたの看護師国家試験の得点や合格している場合は、合格証書も記載されています。
看護国家試験に合格したらまず報告
看護師国家試験の合否が出たらまず報告しましょう。
- 家族に報告
- 学校に報告
- 病院に報告
学校の先生、家族にはもちろんのこと、就職が決まっている病院にも忘れずに連絡しましょう。
病院側はあなたの国家試験合格の知らせを待っています。なるべく早く報告しておきましょう。
人生の最大のイベント1つ看護師国家試験に合格した喜びを色々な人と共有できるといいですね♪
看護師国家試験に合格したら看護師免許の申請をしよう
看護師国家試験に合格したらすぐに看護師免許の申請をしましょう。
看護師免許の申請に必要な5つの書類
看護師免許の申請に必要な書類は5つです。
- 免許申請書
- 診断書
- 住民票の写し
- 収入印紙(9000円分)
- 登録済証明書用はがき(希望者のみ)
上記の書類について詳しく説明していきます。
免許申請書
免許申請書は所定の用紙があります。
厚生労働省のホームページからダウンロードして記入しましょう。
学校で配布してくれたり、保健所に置いてある場合もあります。
診断書
診断書は所定のものを利用します。申請する日から発行の日まで1ヶ月以内のものを提出します。
3月の上旬に診断書を書いてもらうのが良いでしょう。
診断書は近所のクリニックで書いてもらうことが可能です。費用は2000〜3000円程必要となります。
住民票の写し
住民票の写しをもらう時に注意するのは下記の2点です。
- 本籍地が記載
- 個人番号が載っていない
看護師国家試験の後に本籍地や名前が変わった場合や看護師免許に旧姓も記載したい場合は、本籍・氏名の変更の経過がわかる戸籍抄(膳)本を提出しましょう。
収入印紙
収入印紙は9000円分用意しましょう。
主に購入できる場所は3箇所です
- 郵便局
- 法務局
- 役所
収入印紙は免許申請書に貼ります。収入印紙を貼る枠は小さいので、収入印紙を貼る数を少なくするように金額を工夫して購入しましょう。
収入印紙の種類は全部で31種類あります。
例えば下記のように組み合わせて買うと良いです。
- 8000円一枚と1000円一枚
- 6000円一枚と2000円一枚
- 5000円一枚と3000円一枚
登録済証明書用はがき
登録済証明書とは看護師免許が届くまでの仮の免許証のようなものです。申請して1日程度で発行して郵送されます。
就職先に提出を求められることがあるので、必ず病院に確認しておきましょう。
免許申請をした後に登録済証明書を申請しようとしてもできない場合があるので、必ず必要の有無を確認しておきましょう。
- 所定の登録済証明書用はがき
- 切手(通常62円 速達62円+290円)
登録済証明書用はがきは保健所あります。官製はがき(普通の郵便はがき)でも大丈夫です。
提出書類は上から下記の順に並べ右上部をホチキスで留めます。
- 免許申請書
- 診断書
- 住民票・戸籍抄(謄)本
登録済証明書用はがきは診断書の裏にクリップで止めて提出します。
看護師免許は申請する場所(受理する場所)
主に、住所地の保健所で申請します。一部は県庁で申請する場合もあるため、あなたの住んでいる都道府県のホームページで申請場所を確認しましょう。
受け取りも保健所または県庁です。
看護師免許申請から受け取れるまでの期間
看護師免許は申請してから2〜4ヶ月後に受け取れます。
期間は、保健所や県庁の混雑によって変ります。
免許完成は看護師免許の交付通知で知らせてもらえます。
看護免許の受け取りに必要なもの
看護師免許は申請した保健所または県庁に取りに行きます。看護師免許の受け取りに必要な物は3つです。
- 免許交付通知はがき
- 身分証明書
- 印鑑
看護師免許証を入れるクリアファイル(B4サイズ)などを用意しておくといいでしょう。
郵送での受け取りも可能
郵送で受け取る場合、申請に郵送で受け取ることを伝えます。簡易書留で送られてくるため申請時に540円支払います。
看護免許の申請に関するQ &A
看護師免許申請に関して様々な疑問をもっている人が多いので解説していきます。
Q:登録済証明書はいつ届く?
A:申請から1〜2ヶ月後に郵送で届く
Q:看護師免許の申請に期限はある?
A:看護師免許の申請に期限はありません
看護師国家試験に合格後の看護師免許申請に期限はありません。
しかし、看護師国家試験に受かっていても、看護師免許を申請しないと、看護師の資格保有者として認められません。
申請をせず看護師として働いた場合、無資格で業務をしたことになり行政処分の対象となるので注意しましょう。
Q:看護師免許の交付通知はがきはいつ届く?
A:申請から2〜4ヶ月後に郵送にて届く
保健所が多忙な場合は交付通知が届くのが遅れる場合があるようですが、2〜4ヶ月以内には届きます。
Q:代理人が看護師免許の受け取りも可能?
A:代理人でも受取り可能です
代理人ご看護師免許を受け取る場合は下記を用意する必要があります。
- 通知はがき
- 印鑑(代理人のもの)
- 身分証明書(代理人のもの)
- 委任状
委任状は各市町村のホームページに貼付してある場合が多いので、そこからダウンロードするとよいです。
Q:看護師免許の申請が通らないことはある?
A:申請が通らない場合もあります
国が定める欠格事項に当てはまると看護師免許の申請に通ることができませんので注意しましょう。
欠格事項の詳しい内容は下記です。
- 罰金刑以上の刑に処せられた者
- 看護師または准看護師の業務に関して犯罪または不正の行為があった者
- 心身の障害により看護師の業務を適正に行うことができない者
- 麻薬、大麻またはあへんによる薬物中毒者
Q:看護師免許の更新は何年ごと?
A:氏名や本籍地が変わった時のみ更新です
看護師の免許は一度取得したら更新の必要はありません。しかし、氏名や本籍地に変更があった場合は更新が必要です
- 期限:本籍・氏名が変わってから30日以内
- 更新にかかる期間:4ヶ月
- 申請場所:保健所(一部は県庁)
- 更新費用:収入印紙(1000円)
氏名や本籍地が変更になったら早めに更新しましょう。
看護師国家試験に合格して、看護師免許の申請が終わった場合はいよいよ入職です。
入職前に準備しておくべきことを詳しく解説していきます。
看護師国家試験に合格したら就職の準備をしよう
これから紹介する就職の準備は主に看護師国家試験が終わってから合格発表まで空白の期間に行ってほしいです。
- 各種書類の提出をする
- 入職日・集合時間を確認する
- 看護師の業務に必要な物品を揃える
- 基本的な看護技術・知識を復習する
看護師国家試験後はだらけて、何事も後回しにしがいがちです。後々焦らないためにも早めにやっておきましょう。
各種書類の提出をする
入職に必要な書類の提出や準備をしましょう。
病院によっては、住民票や卒業証明書の提出を求められる場合があるので確認をして準備までしましょう。
学校によってはまだ授業や演習がある場合があるので卒業まで気を抜かずやり切りましょう。
入職日・集合時間を確認する
入職日の詳細についてもしっかり確認しておきましょう。
入職日の時間はもちろんのこと、持ち物や服装、注意点なども確認しておきましょう。
入職する前に職場への道順を実際に確認すると良いです。入職前の道順の確認は平日の朝に確認するのが最も良いです。
平日の朝の確認する理由としては、平日の朝が最も混むからです。混雑している時間にどれくらいで到着できるのかを知っておくと当日に慌てなくて済みます。
看護師の業務に必要な物品を揃える
入職に備えてナースグッズを揃えておきましょう。
看護師の業務をしていくにあたって必須になるアイテムがあります。
- メモ帳
- 電卓
- ハサミ
- ペンケース
- ペンライト
- ナースウォッチ
- シャチハタの印鑑
どんなナースグッズがいいのかわからない。
そんなあなたには『現役ナースがおすすめするナースグッズ』を読んでほしいです。
おすすめナースグッズの記事を読めば迷う事なくナースグッズを購入でき入職に備えられるでしょう。
基本的な看護技術・知識を復習する
基本的な看護技術・知識の復習をしておきましょう。
入職する前に復習しておくと入職してからスムーズに研修を進められたり、業務に慣れるのも早くなります。
入職してからだと研修や業務で疲れてしまい帰宅してから勉強する時間がなかなか取れません。
勉強できないとわからないこともどんどん増えていき、仕事が辛くなるという悪循環が起こってしまいます。
時間のある今だからこそじっくりと復習して入職に備えましょう。
【まとめ】看護師国家試験に合格したら早めに手続きを忘行おう
看護師国家試験に合格したら早めに手続きを行いましょう。
看護師国家試験に合格したら下記の5つの書類を揃えましょう。
- 免許申請書
- 診断書
- 住民票の写し
- 収入印紙(9000円分)
- 登録済証明書用はがき(希望者のみ)
看護師免許申請に必要な書類をもち、保健所(一部は県庁)にいきましょう。
申請してから看護師免許が届くまで時間がかかるので、その間は入職に向けての準備を整えましょう。
いよいよ新人看護師として羽ばたく時です。辛いこと悲しいことがあるかもしれません。
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